人生がつまらないのは、面白さに気づいてないだけ

右脳で感じたことを左脳で吐き出すためのブログ。

セブ島1人旅 1日目 ~セブ島到着~

8/29 ~ 9/2に久しぶりに海外を1人旅してきました。

場所はフィリピン・セブ島

 

ところで、セブ島行ったことはありますか?

行ったことない人やこれから行く予定のある人〜!そんな人にこそぜひ記事の続きを読んで、セブ島の雰囲気や魅力を知っていただけたらなと思います。

行ったことある人〜!行ったことある人は、、、ぜひ記事の続きを読んで、ああまた行きたいなぁセブ島、なんて余韻に浸ってもらえたら笑

はい、どっちにしろ皆さんには、僕の 孤独で可哀想な姿 勇姿を見届けてもらえると嬉しいです。

 

ちなみに、なんで1人なのか?とかいう無粋な質問は受け付けません。

友達はみんなパスポート持ってないし、集団行動苦手だし、パスポート持ってる友達も仕事あるしとかで断られ、、、あ、そもそも友達いないんだった(自爆)

 

それでは、写真もたくさん撮ってきたので、写真を載せながら旅の一部始終をお届けします。

 

**全行程

1日目 @2019/08/29(木)  

  • 移動日

 2日目 @2019/08/30(金)  

 3日目 @2019/09/01(土)  

  • マクタン島でダイビング

 4日目 @2019/09/02(日) 

  • ホテルで1日滞在

 

**1日目(移動日)

(※すみません、1日目はひたすら移動だったので、写真少なめです)

さてさて、旅の始まりは成田空港から。今回利用する航空会社はセブパシフィック航空。いわゆる格安航空会社(LCC)といわれるカテゴリーに振り分けられる航空会社です。

成田空港では、セブパシフィック航空は第2ターミナルを利用しています。前回の奄美大島旅では (https://daily-sensor.hatenablog.com/entry/2019/06/09/213352) 第3ターミナルを利用したので、第2ターミナルに来たのはかなり久しぶり。

 

「さてと、フライト確認するか」
空港の電光掲示板にて今回のフライト情報を確認します。今回僕が搭乗するのは5J5063便。13:35のフライトですね。
「ところで、JALはJL(JaL), ANAはNH(Nippon Hellicopter)とか由来があるのに、セブパシフィックはなんで5Jになるんや....」
謎仕様すぎる....。

 

「そういえば、このチケットむっちゃ安かったんですよ〜(チラっ)」
別にセブパシフィックの回し者でもなんでもないですが、ちなみにちなみに今回の往路チケット、お値段なんと、ジャパネットたかたもびっくりの4000円という破格の値段で取得できたのです。実家に帰るよりも安いってどうなっているんだ....。

 

ただその分、荷物の預け入れは追加料金がかかり、機内への持ち込手荷物は7kgという制限がかけられます。(7kgってダンベル1個入れたら終わりやん..)
今回ボクは、できるだけ安価に旅費を抑えたかったので持っていったのは機内持ち込み荷物のみ。チェックイン計量時には、初恋の人に告白するとき並にドキドキしました(したことないけど)。試合前の格闘技選手ってこんな気分なんだなって思いました。あ、結果は7.1kgでクリアでした。
(成田空港のお姉さん方はとてもとてもお優しく慈悲深い)

 

無事、チェックインと出国審査を終えた僕は搭乗ゲートへ向かいます。 歩きながらそういえば、旅行前に友達にチケットの値段のことを話したときのことを思い出しました。彼らは僕に向かってこんな風な言葉を吐き捨てていきました。

「シートベルトないんじゃね?」とか「立ち席なんじゃね?」とか「窓外れてるんじゃね?」とか。

それを思い出した瞬間に僕は少しばかり不安になってきました。少しでも恐怖を和らげるために、吉野家へと入りました。

 

「すげ〜〜〜〜、よく知ってるはずの吉野家のメニューが何一つわからん。Beefしかわからん」
成田空港の搭乗ロビーに吉野家があるコト自体驚きですが、メニューがすべて英語の吉野家に入ってしまった僕はにわかに
「あれ、ここもうフィリピンだっけ?」
と思わず心のなかで一人つぶやいてしまいます。(まあ下にちっさく日本語書いてあるんですけど)
なお、この時点で予定搭乗時刻まであと10分。全然恐怖和らがねぇ。むしろ増幅しまくりだわ。
急いでBeef Bowl(並)を掻き込み、搭乗ゲートへ。

すでに搭乗始まってました(ギリギリセーフ)。

 

 

 

 

 

 

今回搭乗する機体はこちら。
(※バニラエアではありません。)

 

機内での席周りの様子はこちら。
膝が前の席にびっちびちです。
フライト時間はだいたい5時間の予定。
5時間このせまさかあと思うと少し気持ちが憂鬱になります(まあLCCとか格安の高速バスとか乗ると、僕の場合大体膝がついてしまうのでもう慣れっこですが)

 

でもでもなんとなんと足元にコンセントがついている!
これはかなりポイント高い!
僕が普段実感に帰るときによく利用する某格安高速バスさ◯ら交通よりいい!
LCCのくせにいい機材使ってますやんと褒めたくなりました!

CAはみなフィリピンの方ぽく、日本人ぽい添乗員はいらっしゃらないようです(少なくとも自分は見かけなかった)。

 

仕事の疲れなどもあって機内では熟睡してしまい、気づいたころには着陸していました。なんかよくわからん税関申告書、入国申請書みたいな用紙が2枚シートポケットに挟まっていたので、急いで記入。

 

さて、飛行機から降り立ちます。
どうもこんにちは、セブ島
到着したのは現地時間で18:00ちょうどくらい。時差は1時間ほどだけなので、時差ボケする心配もありません。

 

入国審査では、なんだか指紋と顔写真をとられましたが、特に何も聞かれずに通過を許されます。(インスタかな?今日の日本人てきなインスタアカウントに載せられるのかな?指紋画像もアップされちゃうなんて恥ずかしい←マ?)

最後に税関ですが、他の到着便と時間がかぶったようで(たぶん中国の到着便かな??)かなり長蛇の列に並んだのですが、僕が手元に日本のパスポート持っていたら税関職員がカトコトの日本語で
「ニホンジン、ダイジョブ」
とか言って、何も検査せずに通過させてもらいました。
日本人ブランドの凄さを早くも見せつけられました。本当に先人たちには頭が上がりません。さっき急いで書いた税関申告書意味ねえじゃん 思わぬ時間の節約になって本当にありがたい限りです。

なお、大量の人たちをさばいていたようなので、一部中国っぽい方も検査されてなかった気がしなくもな.......まあ、フィリピンの方から見ると、日本人も中国人もみな一緒に見えるようです。その気持ちはすごくわかるので良しとしましょう。

ところで、そんなシーンを見ると、日本人のルール遵守意識への高さとともに、その反面、なんだかルールを守らんと死んでしまうんじゃないかみたいな強迫観念に無意識に取り憑かれていたことを再認識させられました。
ルールは絶対守らないといけない、そんな固定観念が一気に自分のなかで崩壊します。
日本人はどうしても真面目すぎるフシがあるので、ルールは絶対遵守せねばと頑張るものの、息苦しい生活を送らされてるという側面もあるんじゃないかと、気付かされました。世の中には不必要なルールもあるもので、そういうものに関してはもっと緩い心持ちで対処してもよい場合もあるのではないかと。
あ、変な病原菌とか銃器とか持ち込まれると困るので税関にはきちんと検査していただきたいですがね。

 

さて、到着ロビーを抜け、外へと向かいます。

「あれ、意外と暑くない」

僕の最初のイメージだと空港出た瞬間に、the東南アジアの熱気が鬼のように襲ってくるものだと思っていたのですが、肌感覚ではおそらく30℃いってなかったんじゃないかと思います。その代わり、すごいお出迎えの数ですね。HISやらJTBやらSTWやらなんだか日本臭がぷんぷんする見慣れたロゴマークがたくさんありますが、今回ボクは事前にツアーを組んでいるわけではなく、タクシーで空港から宿へ向かう予定だったので、全て無視を決め込みます。

 

ここで僕は、とある大事なことを思い出します。
「あ、そうだ、お金1銭たりとも換金してないんだった」
成田空港で換金するよりもセブの空港で換金したほうがレートがいいとの情報をネットで掴んでいた僕はこの時点でまだ1ペソも手元に持っていないのでした。

「よし、換金カウンター探すか」

しばらく、その辺をうろちょろうろちょろ探します。
うろうろちょろちょろ、ちょろちょろうろうろ。
周りのフィリピン人たちが、あの日本人何してるんだ?という目線を送ってきます(自意識過剰)

あまりに見つからないので、恐る恐る到着ロビーの入り口に立っている守衛さんに聞いてみました(守衛さん、ボブサップをひとまわり小さくした感じのイメージ。拳銃みたいなの持っててめっちゃ怖かった)

僕「I'd like to exchange money, do you know anywhere to exchange?」
守「only inside the lobby.」

とのことなので
僕「Ok, thank you.」
と言い、再度到着ロビーのなかに戻ろうとします。

守「Oh, Wait. You can't enter inside once you get out」
僕「ん??」
守「Huh?」

いやいやいやいや待て待て。それはやばくないか?
だって1ペソも持ってないから、タクシー乗れないぞ??
そんな状況を一生懸命、守衛に伝えます。

僕「I don't have any money so I can't take a taxi if I can't exchange money.」
守「Um.. Just ask to that woman」

と、何やら職員専用ゲートのような入り口に立っている女性を指差しています

僕「Ok, thank you.」

と一旦その場をあとにする僕。この状況をまた頭から説明しなきゃいけないのかよと、頭を悩ませながら女性の守衛さんにまた話しかけます。

僕「Hello, I forgot to exchange money inside so I want to go inside」
女守「Ok, I allow you to go inside, but you can't take your bag inside. Please have your friend to keep it」
僕「(なんやて、、友達なんていねえぞ)」

とここで早くも、一人でフィリピンに来たことを後悔し始めます。
ボッチですとか絶対言いたくなかったですが、どうすることもできないので正直に状況を伝えます

僕「I don't have any friends」
もうこの時点で僕のメンタルはだいぶズタボロでしたが女性の守衛さん、顔色一つ変えず
女守「Give to the security guard」
と言い放ちます。その視線の先はあろうことか、さっき僕が話しかけた到着ロビーの守衛さん。

たらい回しかよ!!と半ばやけくそになってきた僕は改めて守衛さんに

僕「I can't get inside because I can' bring my bag inside」と訴えかけます。
そしたら守衛さん、やれやれという表情で
守「Ok, I will keep this for a while」
と、言ってくれました。

つまり、その守衛さんが預かってくれると。
「そのへんに放っておくよりはましか。」
と思い、荷物を手渡します。

でも、まだ気は抜けません。そう、その守衛さんに荷物を盗まれるかもしれないのです。まさか、フィリピンに来て1時間足らずで、自分から荷物を全く知らんフィリピン人に預けることになるとは、、、、、。全く災難です(自業自得)。

急いで、先程の女性の守衛さんのところへ戻ります。ポケットの中身をすべて出して、安全検査ゲートをくぐらされます。そうしてようやく到着ロビーの中に入れることに。

換金カウンターへ急ぎます。カウンターのお姉さんのうごきがとろいので、先程までは気楽でいいなとか思っていたフィリピン流業務に対し、このときばかりは

「はよせんかい」

という気持ちが隠しきれなかったことは言うまでもありません。

換金が終わりました。自分の運命を受け入れる覚悟を整え、外に出てみると....

守「Did you finished?」

と、自分の荷物を持った守衛さんがそこに。安堵の気持ちが湧き上がり、言葉が出てきませんでした。ぶっちゃけ半分あきらめの気持ちもあったので、ちゃんと自分の荷物を保護してくれていたことに逆に驚きの気持ちを禁じえませんでした(失礼ですね、すみません)
その瞬間にもう、フィリピンへの危険なイメージがどこかへ吹っ飛んでいってしまいました。

無事、守衛さんから荷物を受け取り、タクシー乗り場へと向かいます。
タクシーは黄色のタクシーと白いタクシーがいるのですが、事前情報で白いタクシーよりも黄色タクシーのほうが安全だよと聞いていたので黄色タクシーに乗り込みます。

僕「I'd like to go to ITPark(宿の場所)」
タクシーのおじさん「500Peso」
僕「ん??(本日2回目)」

(あれ?ネットだとだいたい200 ~ 300 pesoが相場とか書いてあったような)

僕「Isn't it too expensive? I've heard that it is normally cost around 200 to 300 peso」
おじさん「No, cause the time, the traffic is very heavy now」

ふーん、まあそれなら仕方ないか(←ちょろい)
というか、さっきの1件ですでに僕の警戒心とやらはほぼ無力化されていたので、ほぼ無思考状態で承諾してしまったのである。

というわけでタクシーからセブシティへと向かう。
車内ではおじさんが話しかけてくれた。

お「Japanese???」
僕「Yeah」
お「コンニチハ」
僕「Oh, you know Japanese. How did you learn it??」
お「ワタシはにほんにイッたことがアリマス、あっはっはっ」
僕「Really? 」
お「うん、ニシカサイ!だっはっはっ」
僕「ふぁっ?」
いきなりマニアックな地名が出てきて驚きましたw
なんだよ、西葛西ってwww回文かよww
お「ワタシ、ニホンでバイトしてた。ぎゃっはっはっ」←おじさんめっちゃ笑う
僕「笑What job???」
お「ン、イザカヤ、コンビニ、ホテル..」
めちゃくちゃやってるw
僕「Wow, amazing. Wa! ha! ha! ww」←つられて笑ってしまう
お「6年いた、ニホンダイスキ」

タクシーで1時間くらいかかったのですが、到着するまでずっとこんな感じで話しかけてくれました。なんなら、普段日本で仕事してるときにする1日分の会話量以上喋ってた気がします。ほんとにいい人でした(営業トークだったら泣く)。
話してる内容ふっつーーーのことなのに、おじさん笑い上戸すぎて、最後には自分も笑いまくりでした。おかげで、車内で気まずい雰囲気とか一切ありませんでした。おっさん、いい性格してたなぁ。

 

そんなこんなで目的地に到着します。今回の宿は日本人が運営してるゲストハウスをとっていました。さて、目的地に指定されたのはとあるマクドナルドの前。ついたよーと連絡すると、なんと宿の人が迎えに来てくれました。日本人の方でした。宿へつくと、(迎えに来てくださった方含めて)日本人の方が4名いらっしゃってて、皆さん現地で同じツアー会社をやっている社員さんとのことでした。それで部屋が1つあまってるから、旅好きの方に貸してやろうということでゲストハウスを片手間で運営されてるとのことでした。

さて、到着後、まったりしながらその方々とお話していたところ
社員「明日とか予定あるの??」
僕「いや、実は何も決まってないんです」
社員「お、実は明日うちの会社のツアーでジンベエザメを見に行くツアーを催行するんだけど、席開いてるから一緒にどう?」
と誘っていただきました。
予定とかほんとに何も考えてなかったので
僕「え!!マジですか?是非お願いします!!!」
と2つ返事で、ツアーに入れてもらうことにしました。

しかも、ツアー代金が足りないことに気づき相談したら
社員「あ、じゃあ換金してあげるよ、yahooの良いレートで。足りなくなったらいつでも言って。」
と換金までしてくれました。

本当に良い方々でした。

 

初日からこんなにいい人たちに恵まれて、僕の心の気温が熱帯雨林でした(え?)
2日目へ続く....